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テンプレート:JIS2004 プリキュアシリーズは、朝日放送→朝日放送テレビ(ABCテレビ)テンプレート:Efn、ABCアニメーションテンプレート:Efn、ADKエモーションズテンプレート:Efn、東映アニメーションの制作により、テレビ朝日系列で2004年から放送されている、日本の女児向けテレビアニメシリーズである。
概要[]
本シリーズは、テレビ朝日系列の日曜8時台後半にて、朝日放送→朝日放送テレビ制作によるテレビアニメとして制作されているもので、『明日のナージャ』(2003年 - 2004年、以下『ナージャ』)の後番組として『ふたりはプリキュア』(以下『無印』)が放映されたのが始まり。市街戦中心でマーシャルアーツ[1]を用いた肉弾戦主体のアクションと、友情やヒーロー物としての周囲の人間関係の過程や成長を描く事に重きを置いた作劇が特徴。ジャンルとしては女児向け変身 (ヒーロー)・アクションアニメに類するものである。生みの親として、プロデューサーの鷲尾天と演出家の西尾大介(いずれも東映アニメーション所属)が挙げられる。
監督・演出家として第一線で活躍する西尾大介を中心に、プリキュアの基本理念が確立。キャラクターデザインの稲上晃は、鷲尾からの「目が大きくて顎の無い流行りの顔立ちに反発すること[2]」、西尾からの「目元の鋭さや凛々しさ[3]、服の着こなしや立ち居振る舞い[2][4]、格闘に支障のない機能性ある服装[5]、要所でリアリティのある骨格[6]」を意識するという反骨精神的な要求に応え、プリキュアの基本的なデザインを打ち立てる。以降座組を変えながらも20年近くにわたりシリーズを重ね、2023年放映の『ひろがるスカイ!プリキュア』(以下『ひろがるスカイ』)で20年(作品)目となる。
西尾はシリーズ2年目である『ふたりはプリキュアMaxHeart』の最終回を最後にシリーズディレクターを降り、鷲尾はシリーズ5年目となる2008年放送の『Yes!プリキュア5GoGo!』(以下『GoGo!』)をもって5年間務めたプロデューサー職から退いた。次作の『フレッシュプリキュア!』(以下『フレッシュ』)からは梅澤淳稔が務める。鷲尾は「一人の人間が居座るのはよくないと思い交代した」と後日談で語っている。その後梅澤と柴田宏明まで連続して複数年務めた後、神木優と内藤圭祐がテレビシリーズとレギュラー映画を交互に務めた期間を経て、『スター☆トゥインクルプリキュア』以降は単年度で毎年交代している(プロデューサーを含めたスタッフの詳しい変遷は「作品一覧」を参照)。また、鷲尾はプロデューサー退任から7年後の『Go!プリンセスプリキュア』より企画として復帰し、以降の作品でエグゼクティブプロデューサー的な立場で同職を担当している。
1990年代中頃より、テレビ朝日系列の日曜8時台後半では、『ナージャ』のように幼児から小学校中学年までの女児をターゲットとした柔和なアニメ作品が多く放映されていたが、当時女児向けアニメはおろかアニメそのものに疎かった鷲尾は「自分のやりたいことをやる」と開き直り、従来にとらわれない新たな作品を開拓するテンプレート:R。仮面ライダーシリーズやウルトラマンシリーズが放映されていた世代である鷲尾は、「とりあえず変身して戦うのがかっこいいだろう」という発想から、同時間帯で放送されていた『ママレード・ボーイ』『花より男子』などの恋愛系、『夢のクレヨン王国』『どれみ』シリーズなどのファンタジー系とは逆の「戦い」をメインとするべく、『ドラゴンボール』『エアマスター』などで頭角を現した西尾にシリーズディレクターを依頼。前述した変身して戦うという概念、それに映画『48時間』や『ダーティハリー』、ドラマ『白バイ野郎ジョン&パンチ』といったバディ物の構造を取ることで新しいアクションが模索された。また鷲尾は「幼児期の男女に差はほとんどなく、公園や幼稚園では男女関係なく飛び跳ねて遊びたいはず」という考えから、企画書に「女の子だって暴れたい」と書いたという。メインターゲットの好む物のリサーチにおいて、『セーラームーン』の研究も行われたが「『セーラームーン』と同じことをしても今の時代に受け入れられるわけではない」とし[7]、『無印』及び『MaxHeart』をそれらのカウンターとして位置付けた[8]。女の子らしい華麗さをメインとするのではなく、あくまで香港映画のような激しい接近戦という意味で変身アクションを志したという[9]。一方で、西尾は性別によってターゲットを限定するようなマーケティングに対する強い警戒心も見せており、総体としてこれまでの戦闘物や女児向け作品に対する強い批判性を含みながら、同作品に挑んだことが窺える[10][11][12]。
1シリーズの放送話数は原則番組単位として1年ごとにリセットされており、各シリーズ間には『映画 プリキュアオールスターズ』シリーズなどのクロスオーバー映画を除き、同じテレビ朝日系列で日曜朝に放送されている仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズと同様に、登場人物や世界観などの連続性はない[13]。放送期間は朝日放送→朝日放送テレビをはじめとするテレビ朝日系列を基準として、毎年2月から翌年1月までの1年間(4クール)テンプレート:Efnとなっており、話数は作品によって差異はあるが概ね48話前後である。『GoGo!』で、『おジャ魔女どれみ』(1999年 - 、以下『どれみ』)シリーズが持っていた、日曜8時台後半での通算最多話数(全201話)の記録を塗り替え、11年目の2014年に放送された『ハピネスチャージプリキュア!』(以下『ハピネス』)で、シリーズ通算話数500回に達した。メディアミックスも盛んに行われており、アニメを中心として映画・漫画・ゲーム・ミュージカルなど幅広く展開されている。また、劇中に登場するアイテムは玩具として商品展開されている。
「プリキュア」というタイトルの由来は、格闘とは相反する「プリティー(PRETTY=かわいい)+キュア(CURE=癒す・治す)」を合わせた造語[14]であり、この名前に至るまで相当の時間を要したという[15]テンプレート:Efn。タイトルロゴの下に英字(ラテン文字)も併記されているが、作品によりスペルが異なっている。
スペルは以下の2種類ある。
- PRETTY CURE
- 『無印』から『フレッシュ』までのスペル。しかし『Yes!プリキュア5』(以下『5』)と『GoGo!』は表記なし。
- 『ハピネス』放映時に設定された10周年記念ロゴはこちらが使われている。
- PRECURE
- 『ハートキャッチプリキュア!』(以下『ハートキャッチ』)以降のスペル。
他方で、『ハートキャッチ』以降も上記の記念ロゴのように1.が使われる場合もあり、頭文字のみ大文字の場合もある。また『無印』のオープニング曲「DANZEN! ふたりはプリキュア」には「プリティーでキュアキュア」、『5』のオープニング曲「プリキュア5、スマイル go go!」には「プリティーキュキュキュキュア」の歌詞が織り込まれている。
本シリーズに登場する戦士(他の職業もあり)の名前は「キュア○○」に統一されている(一部例外あり。詳細は後述の「シリーズの特徴」を参照)。しかし、前述した仮面ライダーのように共通しているのは名前だけであり、あくまで物語に関しての繋がりは一切ない。
人数は、『無印』ではタイトル通り2人のバディであり、変身や必殺技(決め技・浄化技)は「必ず2人一緒」がコンセプトとなっている。続編の『ふたりはプリキュア Max Heart』では物語の中盤に2人に助太刀する戦士シャイニールミナス(追加メンバー)が登場するが、作り手に明確な意図がありプリキュアには該当しないキャラクターとして位置付けられている。その後の『ふたりはプリキュア Splash Star』においてもバディ形式を継続するテンプレート:Efnが、前述の通り登場人物や舞台が一新されまったく別の物語となる。そして『5』ではスーパー戦隊のように5人のチームとなり、さらに続編の『GoGo!』からは『スマイルプリキュア!』(以下『スマイル』)を除き、物語の途中で追加メンバーが登場するのが主流になるテンプレート:Efn。そのため自ずと人数も増え、総数は最新のキュアマジェスティで78人目になる。この人数は、「レギュラープリキュア」もしくは「プリキュアオールスターズ」と括られている人物のみのカウントであり、これに該当しないプリキュアを含めるとさらに多くなる(詳細は「シリーズの特徴」を参照)。
本シリーズは主に3歳から8歳までの女子を中心に人気のシリーズとなっている。バンダイが月次でアンケート調査を行っている「バンダイこどもアンケートレポート」によると、毎年6月に定期的に行われている「お子様の好きなキャラクターは何ですか?」とのアンケートにおいて、シリーズ開始の2004年が女子4位、2005年以降の6年間、継続して女子上位3位以内にランキングされている。また、年齢別集計では、女子 3 - 5歳で2004年以降継続して1位、女子 6 - 8歳では2004年および2006年以降で継続して1位を維持している[16]。3歳から8歳までの女子に人気であるという傾向は、「1日だけ何かになれるとしたらお子様は何になりたいですか?」[17]「お子様が“変身”してみたいものは何ですか?」[18]「お子様の好きなテレビ番組名」[19]などのアンケート結果においても同様となっている。
公式の略称としては「○○プリ」(例として『ドキドキ!プリキュア』→「ドキプリ」)または「プリ○○」(『キラキラ☆プリキュアアラモード』→「プリアラ」)の2種類が存在し、番組のX(旧・Twitter)やInstagramなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のアカウントやハッシュタグにも用いられている。
本シリーズのナンバリングタイトルおよび本項目限定の略記を下記に記し、1作品単独のレギュラー映画に関しては略記の頭に『映画〜』と付する。また、各作品のモチーフになったジャンルおよびテーマも()に併記する。
テレビシリーズ
- 『ふたりはプリキュア』→『無印』
- 『ふたりはプリキュア Max Heart』→ 『Max Heart』
- 『無印』+『Max Heart』→『無印』シリーズ(白黒)
- 『ふたりはプリキュア Splash Star』→『Splash Star』(花鳥風月)
- 『無印』シリーズ+『Splash Star』→『ふたり』シリーズ
- 『Yes!プリキュア5』→『5』(チョウ)
- 『Yes!プリキュア5GoGo!』→『GoGo!』(バラ)
- 『5』+『GoGo!』→『5』シリーズ
- 『フレッシュプリキュア!』→『フレッシュ』(フルーツ・ダンス・四つ葉のクローバー)
- 『ハートキャッチプリキュア!』→『ハートキャッチ』(花・ファッション)
- 『スイートプリキュア♪』→『スイート』(音楽・組曲・友情)
- 『スマイルプリキュア!』→ 『スマイル』(おとぎ話・笑顔)
- 『ドキドキ!プリキュア』→『ドキドキ』(トランプ・愛)
- 『ハピネスチャージプリキュア!』→『ハピネス』(おしゃれ・幸福)
- 『Go!プリンセスプリキュア』→『Go!プリンセス』(プリンセス・夢)
- 『魔法つかいプリキュア!』→『魔法つかい』(魔法・絆)
- 『キラキラ☆プリキュアアラモード』→『アラモード』(スウィーツ・アニマル・パティシエ)
- 『HUGっと!プリキュア』→『HUGっと』(育児・お仕事)
- 『スター☆トゥインクルプリキュア』→『スター☆トゥインクル』(宇宙・星座)
- 『ヒーリングっど♥プリキュア』→『ヒーリングっど』(お医者さん・生命・自然)
- 『トロピカル〜ジュ!プリキュア』→『トロピカル〜ジュ』(海・化粧品)
- 『デリシャスパーティ♡プリキュア』→『デリシャスパーティ』(ごはん〔食事・料理〕・笑顔)
- 『ひろがるスカイ!プリキュア』→『ひろがるスカイ』(空・ヒーロー)
映画作品
- レギュラー
- 『映画 トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』→ 『映画トロピカル〜ジュ』
- クロスオーバー
- 『映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』→『DX』(1作目)
- 『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』
- 『映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』→『NewStage』(映画公式プリキュア・キュアエコー初登場)
- 『映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』
- 『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』→『NewStage3』(10周年記念映画)
- 『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』→『春のカーニバル♪』
- 『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』→『奇跡の魔法!』
- 『映画 プリキュアドリームスターズ!』→『ドリームスターズ!』
- 『映画 プリキュアスーパースターズ!』→『スーパースターズ!』(10作目)
- 『映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』→『メモリーズ』(15周年記念映画)
- 『映画 プリキュアミラクルユニバース』→『ユニバース』
- 『映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』→『ミラクルリープ』
- 『映画 プリキュアオールスターズF』→『F』(20周年記念映画、映画公式プリキュア・キュアシュプリーム初登場[20][21])
大まかなシリーズの特徴[]
基本的なフォーマット[]
テンプレート:注意
妖精の世界に伝わる「伝説の戦士」および有資格者[]
ごく普通の少女が妖精に助けを求められ伝説の戦士テンプレート:Efnと呼ばれる『プリキュア』へと変身し、妖精の世界や異世界テンプレート:Efnを支配した悪の組織と素手で戦う」というフォーマットで(いわゆる勧善懲悪)、巻き込まれ型の構造を持つ傾向にある。ただし作品によっては放送開始時点でプリキュアに覚醒していた人物もおり、主人公と合流後に正体や経緯を明かすケースが多い。
大抵変身アイテム入手後すぐに覚醒するのが通例であるが、気の迷いなどで一度では覚醒できなかった人物もいる。それを使いながら専用の呪文を唱えることで変身し、その後名乗りを行い敵と対峙する。変身後の名前は「キュアテンプレート:Efn+英語などのテンプレート:Color」(『無印』で例えると、美墨なぎさ→「キュアテンプレート:Color」 雪城ほのか→「キュアテンプレート:Color」)となり名乗り時には必ず言う。メンバーや敵からはフルネームの他に「キュア」を外した名前(「ブラック」「ホワイト」)で呼ばれたり、まれに変身前の名前(「なぎさ」「ほのか」)で呼ばれることもある。
舞台は日本であるため、プリキュア(とそれに準ずる戦士)になれるのは主に日本人の女子中学生であり、大半が2年生であるが、他の学年、あるいは小学生や高校生、成人女性や幼児も存在し、男性のプリキュアが登場する作品もある[22]。場合によってはハーフであったり、異世界から来た人物やかつて敵幹部だった人物、妖精・精霊、アンドロイド、宇宙人、人魚もいる(素性やプロフィールなどの詳細はプリキュア一覧や各作品の記事を参照)。
メンバーは大きく2つに分けられ、1つは主人公を含む物語の序盤で覚醒した「初期メンバー」、もう1つは物語の中盤で覚醒した「追加メンバー」(「追加戦士」とも言う。ただし『スマイル』のようにそれが存在しない作品もある[23])である。
劇中に登場したプリキュアは「レギュラープリキュア」、あるいは映画やデータカードダス、玩具等での呼称から「プリキュアオールスターズ」と称されている。なお、シャイニールミナスとミルキィローズは当初の設定ではプリキュアではなくそれに準ずる扱いだったが、オールスターズの展開にあわせてこれに含まれている。ただし『NewStage』で初登場したキュアエコーのように作品によってプリキュアとしての扱いが分かれたり、制作関係者個々人の認識によっては『映画魔法つかい』のキュアモフルンもオールスターズに含まれる[24]など、制作サイドにおいても公式(オールスターズ)・非公式の判断が分かれることがある事に留意する必要がある。
主人公などの設定および性格[]
ここでは、主人公やメンバーの設定および性格について解説する。
- 初期メンバーと追加メンバー
- 初期メンバーとは主人公を含む物語の序盤で覚醒したキャラクターを指す。一方で追加メンバーとは物語の中盤で覚醒、あるいは主人公達と合流したキャラクターを指すテンプレート:Efn。初期メンバーと追加メンバーのアイテムなどの差異は作品により異なり、統一されたものと区別されたものの2パターンに分かれる。
- 性格
- 主人公は『ふたり』シリーズではタイトル通り2人である。スポーツ得意な主人公(美墨なぎさ・日向咲)と勤勉家の主人公(雪城ほのか・美翔舞)、相対する性格になっている。
- 『5』以降はメンバーごとに多種多様なイメージカラーが設定されており、その中でもピンク色のプリキュアに覚醒する人物が主人公とされるケースが多い。例外として『トロピカル〜ジュ』の夏海まなつは白テンプレート:Efnを、『ひろがるスカイ』のソラ・ハレワタールは青をメインに据えている。性格は「フレンドリーかつ積極的で勉強か運動(もしくは両方)が苦手」が大部分を占めるが、勤勉家やおとなしい人物も僅かながらいる。また、全員チームをまとめるリーダーも務めている。
- 主人公以外の性格は天然、冷静沈着、おっとりなど多種多様である。キャラクターごとのイメージカラーから来る、いわゆるステレオタイプな性格がその中心ではあるが、中にはそれと異なる性格付けがなされている場合もある。
- 学業以外の活動・将来の夢
- メンバーの中には学業やプリキュアと並行して他の活動(ファッションモデル、女優など)を行っている人物もいる。
- 中にはストーリーが進むにつれて、将来なりたい夢が明確になるキャラクターもいる。しかし、まれに新たな夢が見つかったことで二つの夢の間でジレンマに陥る人物もいる。
- 特に主人公となるキャラクターにはその性格を表す何かしらの口癖があり、それがそのままその作品のキャッチフレーズにもなっている。
- 友情・恋愛
- 本シリーズは、プレティーンおよびティーンエイジャーの少女たちがプリキュアに覚醒して共闘することによって、友情や絆を深めていくのがコンセプトとなっている。メンバーは常に良好な信頼関係を築き行動しているが、時折性格の違いや意見の衝突により軋轢が生じ仲たがいになるメンバーもいる。『無印』『Max Heart』ではパートナー同士で関係を築くのに相当な時間を費やした。
- まれに過去のトラウマやコンプレックスなどで落胆や絶望する人物もおり、その影響で変身不能に陥る場合もある。しかし、仲間の励ましにより奮起して立ち直るのもお決まりとなっている。
- この年代は思春期にも当たるため、プリキュアが同級生の男子もしくは年上の青年に恋心、もしくはそれに近い感情を抱くケースがある。恋愛をメインに扱っている作品は少ないが、1つの要素としてはシリーズの定番であり『無印』から扱われている。
- 家庭環境
- 主人公およびメンバーの住宅は一戸建てやマンションが大半だが、中には個人経営の店、社長令嬢の場合は豪邸などに住んでいる場合もある。
- 大抵両親と住んでいるのが通例だが、時には何らかの事情で親と離れて暮らしていたり、片親家庭である場合もある。
- 親族がプリキュア経験者という人物もいるテンプレート:Efn。
- 異世界出身のメンバーや文化
- 異世界から来た人物および人間に変身可能な妖精は、人間界で暮らす際に名字を追加したり、本名の長さや素性を伏せるべく改名することがある。住居は主人公の家への居候が通例であり、主人公の両親もあまり詮索などはせず迎え入れている。
- 中には自前の住居があったり主人公の家以外へ居候する人物もいる。
- 同時に主人公たちが通う中学校へも編入し、クラスメイトになるのが通例であるが、中には学校へ編入しない人物もいる。また異界者などが人間界で暮らすことが決定した場合、人間界の文化を学び生活に適応していくパターンがほとんどである。
- 容姿は人間界の主人公と同じであるものが大半であるが、中には容姿が若干違ったり特殊な能力を持っている人物もいる。
- 異世界の文化については、人間が存在しない妖精の世界やメルヘンチックな世界、機械的な近未来などと、作品により雰囲気に差異がある。また言語が登場する場合は通常の人間では読解や会話が出来ないケースもある。
物語の舞台および世相反映[]
主人公たちが暮らす町はいずれも架空であり、具体的な位置情報が明言されることはない。ただし作品によっては実在する場所がモチーフになっている場合もある。『ふたり』シリーズは舞台に明確なモデルが存在し、人物含め一定の現実味とリアリティラインが守られているが『5』以降の作品においてはこの限りではない。
物語は基本的に主人公たちが暮らす町を中心に展開されるが、旅行や合宿などでメンバーが他の町や異世界へ遠出するエピソードもある。この場合も大抵別の架空の町へ行く、もしくは行き先が明言されないなど作中世界の範疇で物語が進行する。しかし話によっては実在する都市が舞台となることもあり、またタイムスリップして過去や未来の世界を駆け巡る場合もある。
また、作品が放映されている時点で現実世界の世相を反映したものが登場することもある。
プリキュアをサポートする妖精たち[]
プリキュアのサポートを担う妖精たちは作品オリジナルもしくは動物をモチーフとしたものが大半であるが、ぬいぐるみやフェアリー、人間の赤ちゃん、宇宙人もいる。
人間界においては自らの姿を上手く利用し、動物やぬいぐるみとして一般人の目を欺くことが多い。しかし、一般人に危機が迫っている場合はこの限りではない。また大半の妖精は異世界出身だが人間界で終始する場合はこの限りではない。
妖精はプリキュアに相応しい少女を見つけると、前述の通り変身アイテムを与え敵を倒すことを懇願する。これによってパートナーとなった妖精は特定の個人の専属として、あるいはチーム全体または複数人をサポートする。
人間へ変身可能な妖精もおり、それと同時に名前や声色も変わるのが通例だがそのままの妖精もいる。また基本的に語尾もつけずに喋るようになるがこちらも例外がある。相互変身可能な妖精も衝撃を受けたり、体力を消耗するなどの事象により妖精へ戻ってしまうことがある。
鷲尾プロデューサーは「子どもたちは怖い存在に立ち向かう姿を格好いいと感じる。そこは男の子も女の子も変わらない」との見解を示しておりテンプレート:R、そのため鷲尾が手がけた作品では「正義の味方として戦うのは女の子だけ」という路線が徹底され、戦士たちを助ける男性キャラクターは一切登場せず同種作品との区別化を図っていた。『5』シリーズでも妖精が人間の青少年へと変身するがこちらも戦闘能力はなく、あくまでメンタル面におけるアドバイス役としての役割を担うことが多い。梅澤プロデューサー以降からは戦闘を助ける男性キャラもしばしば登場するも、その役割は限定的な局面に留まっていたが、後にプリキュアと共闘する男性のレギュラーキャラクターや男性が変身するプリキュアも登場するようになった。
劇中のアクションや行動[]
プリキュアは敵に遭遇するとその時点で覚醒している人物が変身し個人の名乗りを行い、全員が覚醒している場合はチームの名乗りも行う(話によってはすぐに戦闘に入ることもある)。
プリキュア側が敵の作戦の前に戦闘不能に陥ると、大抵の場合仲間による救出や自力で窮地を脱するなどの理由により、形勢を逆転するケースがほとんどである。しかし、話によっては為す術もなくプリキュア側が撤退を余儀なくされる場合もある。
プリキュアに変身後は攻撃力・跳躍力・瞬発力などが飛躍的に上がり、主人公が初変身した時はその能力が使いこなせず戸惑う描写がなされている。しかし、すぐに適応した主人公も一部存在する。戦闘の描写においては素手で敵や怪物に立ち向かうアクションシーンを展開する手法がとられており[25]テンプレート:Efn、敵を倒す(浄化する)テンプレート:Efn時は主に「決め技」(「浄化技」)を使う。
プリキュアは敵幹部と対峙し退却させるのが任務であるが、助けるケースもあり、その手法も多岐に渡る。
プリキュアのアイテム[]
アイテム類については、女児が好む、興味を持つような物が使われ、この点については関連玩具の販促とも深く関わっている。
変身アイテムには主に携帯電話・スマートフォンなどの通信機器、香水・コンパクトなどの化粧品、時計(スマートウォッチ)・ペンダントなどの装身具と言ったものがモチーフとなっている場合が多い。初期メンバーと追加メンバーでは変身アイテムおよび武器が異なる場合があり、また全員同じ変身アイテムでも入手方法が異なる場合もある。
武器については、初期メンバーは変身アイテムでも決め技を行使できることもあり物語がある程度進んでから入手するのが大半であるが、覚醒と同時に入手する場合もある。追加メンバーは初登場時に入手する。追加メンバーは敵の攻撃が強くなった中での登場ということもあり、初期メンバーより多少強めに設定されている場合がある。
決め技で使われる武器は腕にはめる「ブレスレットタイプ」、ロッド・アーチェリー・ステッキなどの「手で持つタイプ」、楽器(タンバリン・ハープ・バイオリン・エレクトリック・ギターなど。主に弦楽器が多い)をモチーフとした武器を「奏でて攻撃するタイプ」の3つに分かれている。ストーリーが進むと敵も強くなり既存の武器では太刀打ちできなくなるので強化武器(個人用・全体用)が登場することが多い。
作中における認知度と正体の秘匿[]
劇中におけるプリキュアの認知度として、『ふたり』シリーズでは「戦闘が人目が無い場所もしくは一般人が気絶した中で行われ、戦闘後は被害が修復されるためそれほど認知されていない」であるが、『5』以降は作品により差異があり、周囲の一般人にも認知されている場合もでている。
プリキュアは「敵を倒せる唯一の存在」であるため、敵組織から見れば野望を妨げる邪魔者である。それゆえ変身者は敵から常に狙われるようになる。よって変身者が「プリキュアに覚醒した」と公表するのは聞いた人物にも危害が及ぶおそれがあるため妖精から他言せぬよう注意されるのが大半である。
それを受けて正体の秘匿に努力しているため、一般人には正体を知られずに物語が終わる作品が大半であるが、例外として主人公が親しい人物(親友・幼なじみ)に話の展開上喋ったり目の前で変身して知られたり教えてしまい、その結果正体が発覚することもある。ただしこの場合は存在を知った者が後にプリキュアへと覚醒、あるいは協力者となる事が多い。また、最終決戦において親族や学校全体などの関係者などに正体が発覚し、中には国家クラスにまでその存在が知られたプリキュアもある。そうでないプリキュアは作品終了後のクロスオーバー作品でも引き続き周囲に正体が知られないように行動を続けている。
このような事情から、変身後も本名で呼び合うケースが多い『スーパー戦隊シリーズ』テンプレート:Efnや『仮面ライダーシリーズ』の戦士達とは異なり、本シリーズは全て変身後はコードネーム(「キュア」を外した名前)で呼び合うのが決まりとなっている。
一方で「敵に正体を知られてはならない」という掟や暗黙の了解は存在せず、全作品通してほとんどの敵幹部はプリキュアの変身前の姿を認知している。中には、主人公とゆかりのある人物や妖精がプリキュアなどの覚醒および人間へ変身可能な事実を秘匿していたケースもある。
プリキュアと対峙する敵組織の目的[]
プリキュアが戦う敵組織は黒幕、幹部、怪物(作品により戦闘員も登場)により構成され、「幹部や怪物が人間界で行う暴動が黒幕の復活・野望達成につながる」という目的から人間界へも侵攻を始める。敵組織の人間界における活動の目的は「プリキュアが持つ特殊なアイテムや情報を手に入れること」「人々が持つ負の感情を増幅させること」「世界にある特定のエネルギーや環境を略奪すること」であることが多い。
黒幕は最後まで不変が基本であるが何らかの理由で代わる場合がある。また、黒幕は諸悪の根源であるため倒されるのがほとんどである。黒幕が倒されるとその時点で全ての戦いに決着がつき平和が戻るのが基本パターンだが、作品によっては例外も存在する。
幹部は負けが続き黒幕から見切りをつけられるなどで追い込まれると、強大な怪物に変貌し対峙することが多い。黒幕と幹部が一緒に追い込まれると黒幕が幹部を吸収したり、もしくは幹部自ら黒幕に身を捧げる場合もある。敵の幹部が退場すると、大抵の場合新たな幹部が加入することがほとんどであるが、放送時期によってはそのままの場合もある。
幹部たちの作戦は怪物を誕生させてプリキュアと戦わせることが主であるが、怪物を生み出す方法は、怪物の種となるエネルギーを物質に融合させる、人間の心を利用する、異世界または地球上の2種類の物(生物・無機物問わず)を合成させる等、様々である。
敵組織壊滅後のプリキュア[]
プリキュアは前述したが敵組織を壊滅させ世界を平和に戻すのが任務であり、それを完遂するとエピローグで「変身能力が喪失」と「そのまま保持」の2つに分かれる。
ただし、クロスオーバー映画では祖国へ帰郷した妖精・関係者も人間界ないし当該映画の舞台となる世界へ集うため喪失者もプリキュアへの変身が可能となり、同時に異世界のメンバーも集うため欠員が出るということはない。
後日談や将来については最終回で描かれる場合と描かれない場合があり『ハピネス』までと『ヒーリングっど』以降は描かれる場合があっても直近(1学年進級後)の内容テンプレート:Efnが大半で、成長し大人になった姿は描かれないのが通例であるが、『Go!プリンセス』から『スター☆トゥインクル』までは成長し大人になった主人公たちが描かれた。
映画のコンセプト[]
本シリーズの映画は大きく分けて2種類ある。一つはその年に放送している作品の人物たちのみが登場する「レギュラー映画」、もう一つは複数の作品の人物たちが登場する「クロスオーバー映画」である。
レギュラー映画はいわゆるテレビシリーズの劇場版として、テレビシリーズとは別の異世界、もしくはその番外編として制作されており、一部の例外を除き毎年10月下旬に上映されている。映画オリジナルのゲストキャラクターがキーパーソンとなって物語が展開する。
クロスオーバー映画はこれまで放送された歴代作品のプリキュアたちや妖精たちが集い共演する映画で、一部の例外を除き2009年から2021年にかけて毎年3月に上映されている。2009年上映の『オールスターズDX』からオールスターズ映画として上映されてきたが、登場キャラクターの増加に伴い、2017年上映の『ドリームスターズ』より最新作を起点とした直近3作品の共演となった。また、レギュラー映画でも旧作の客演による2作品共演が行われることがあるほか、『メモリーズ』もレギュラー作品という位置づけであるとともにシリーズ15周年記念のオールスターズ作品となっている。
視聴者に対するシーン等[]
本シリーズはメインターゲットが女児であることを考慮して、様々な決まりごとを設けている。
プリキュアはターゲット層の憧れとして「身近なもの」でなくてはならないとしており、プリキュアに変身する者は至って普通の少女たちである。一部の例外を除き、ほとんどは女子中学生が変身する。鷲尾プロデューサーが担当しているシリーズにおいてはこの決まり事は徹底されており、異世界にルーツを持つ少女が戦士に変身する「シャイニールミナス」や、マスコットキャラクターの妖精が人間形態の戦士に変身する「ミルキィローズ」は、プリキュアと同系統のコスチュームを纏っており、オールスターズシリーズではメンバーとしてカウントこそされているが、作中ではプリキュアとはされておらず「キュア」を冠する名称を持たないテンプレート:Rテンプレート:Efn。プロデューサーが梅澤に交代してからはこの傾向にも変化がみられるようになり、例外的な要素を持つ人物がプリキュアになる事例も採用された。これは梅澤がプリキュアでやろうとしていることを反映するためには効果的だと考えたからである[26]。
プリキュアたちに対する敵からの攻撃は時折過激なものこそあるものの、決して顔だけは狙わないようになっており当たりそうになっても必ず腕で防いでいる。ダメージ表現については、壁に叩きつけられるなどで痛みを演出しているというテンプレート:Efn。激しく動くアクションシーンでも、パニエやスパッツなどで下着が見えないよう配慮されている[27]。
『映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち』では敵に操られたプリキュア同士の対決構図を作ったが、その展開に一部の女児層が泣き出すなどクレームもいくつか起こったという。そのことから「男の子ものではよくある手法だが、小さな女の子には嫌がられてしまう」との教訓を得て、その後は味方であるプリキュア同士による対決をできるだけ行わないようにした[28]。こちらもいくつかの例外はあるものの、「最初は敵側の存在として登場し、のちに味方になる」というパターンが中心である。
『ハピネス』までは「誰よりも、小さな女の子に楽しんでもらう」という考えから、海やプールに行く話においても水着姿の絵をほとんど用いなかったテンプレート:Efn 。唯一、『フレッシュ』の第2話で水着姿やシャワーシーンが描かれたことはあるものの、保護者からは不評だったという[29]。
しかし柴田プロデューサー期以降の作品では視聴者への配慮のあり方を再度見直すことが志向されており[30]、その一例として『Go!プリンセス』の海を舞台にした第28話では、キュアマーメイドという海のプリキュアがいることと過去の演出表現を踏まえた上でプリキュアたちの水着姿が描かれ[31]、以降の作品でもこれが踏襲されるようになった。
この他、死を連想させる言葉や表現も直接的なものは極力避けられている[32]。また、鷲尾がプロデュースしていたシリーズでは、子供への影響を考えて食べ物における好き嫌いを極力作らないようにしているという。
「幸せや悪とは何か?というようなテーマを盛り込み、何か感じてもらえるようにしている」と梅澤が語るように、親子で楽しめる作品を目指しており、こうしたテーマ性が、大人の鑑賞に耐える内容につながり、親や大人の視聴者が熱心なファンになることもあるテンプレート:R。こうした大人からの人気があるものの、大人向けのプリキュアを作ることに関しては否定的で、梅澤は大人層からの人気をありがたいとしながらも、これまでと違う視聴者に向けたものを作った場合「子供がこれ(プリキュア)は自分達のものじゃないと気づいてしまう」という危惧が生まれることをあげているテンプレート:R。しかしながら、2023年にはシリーズ開始から20年に達したことで、長い年月を経て大人になった当時のファンだけでなく、現在シリーズを見ている視聴者にも向けて、大人向けの映像施策を展開することになった[33]。
担当声優[]
プリキュア役の声優はオーディションで決められることが度々明かされているテンプレート:R[34][35][36]。基本的に声優のキャリアや知名度を度外視し演じるキャラクターに合っているかをオーディションでは重視しているため、わずかなキャリアでもプリキュア役に抜擢されることがある。そのため、本シリーズが初主人公役や初レギュラーの声優もいる[37][38]。オーディションは声優以外の職業にも門戸が開かれているため、子役出身の俳優である美山加恋と福原遥、アイドルの成瀬瑛美のように、そうした者が選ばれることもあるテンプレート:R。また『ひろがるスカイ』では男子のプリキュアであるキュアウィング役の村瀬歩がレギュラーとしては初めての男性のプリキュア役声優に選ばれている[22]テンプレート:Efn。
視聴者に対して詳細な情報を事前に伏せられる追加戦士は、オーディションの時点で「プリキュアになる」と参加者などには伝えられるということが複数証言されている[39][40]。またオーディションでは複数のプリキュア役を受けることやオーディション当日に別のプリキュア役も受けることがあり、そのまま当日受けたプリキュア役への起用に至るケースがあることも明かされている[41]。
プリキュア役以外は指名で決まることもあるほか、当初プリキュア役のオーディションを受けていたが妖精役に起用されるケースもある。
プリキュア役および妖精役の声優は作品ごとに変更されており、一度演じるとそれ以降の作品で一部の例外を除き別のキャラクター(プリキュア役・脇役問わず)を演じることは無かったが、2023年に放送の『ひろがるスカイ』では『ヒーリングっど』でヒーリングアニマルのラビリンを演じた加隈亜衣が虹ヶ丘ましろ(キュアプリズム)役に起用されたことにより、過去作のレギュラー妖精を演じた声優がプリキュア役に起用される初の事例となった[42]。
その一方で、過去の作品で主人公と関わりがある人物や敵幹部、ゲストキャラ、非公式プリキュア、映画でキーパーソンを演じた声優および主題歌を担当した歌手が後年の作品でプリキュア役に抜擢されることもある。さらに関係者や敵幹部などを複数の作品で担当する声優もいる。このため、クロスオーバー映画において異なる作品で担当した役が登場する際にはそれらを同時に担当する声優もいる。主要キャラクターを演じる声優が他のキャラクターを兼任した場合、放送時点ではノンクレジットであるが放送後に雑誌や本人のブログ・SNSなどで明かされる場合もある。
作品一覧[]
本シリーズは、テレビアニメを中心とした以下の作品群により構成されている。
テレビシリーズ[]
基本的に朝日放送→朝日放送テレビの制作により、テレビ朝日系列フルネット24局で、日曜8時30分 - 9時(JST)に同時放送され、番組放送期間は一部を除き2月第1週 - 翌年1月最終週の1年間となっている。また、『スター☆トゥインクル』からTVerでの見逃し配信を実施[43]、『デリシャスパーティ』からは各種定額動画配信サービスでの見放題見逃し配信も行われる[44]。現在のネット局、ネット配信の状況については『朝日放送テレビ制作日曜朝8時30分枠のアニメ#現在のネット局』を参照。
夏の甲子園期間中は、制作局の朝日放送テレビが試合中継を優先して放送するため、中継開始が重なる場合は後日(大会期間中で当日の中継にかぶらない本来の放送日時や大会終了後の本来の放送日時または平日午前)に臨時枠移動とし、朝日放送テレビを除くテレビ朝日系列フルネット23局では本来の放送日時に制作局からの裏送りによる先行ネットで放送している。
本放送終了後はTOKYO MX(独立局)やアニメ専門チャンネルのキッズステーションで放送されるテンプレート:Efnほか、テレビ朝日運営のテレ朝動画、東映アニメーション運営の東映アニメオンデマンド(2021年7月26日サービス終了)およびその提携サービス(U-NEXT、GYAO!、DMM.com (DMM TV)、ひかりTV、dアニメストア、バンダイチャンネル等)、Amazonビデオ(Amazonビデオ本体のほか、2021年11月5日からは東映アニメオンデマンドの後継となる公式チャンネルとして「東映アニメチャンネル」が開設[45])、Netflix、ニコニコ動画、テレビ朝日とサイバーエージェントによるAbemaTVなどでネット配信されているテンプレート:Efn。
また、2016年まではYouTubeの「東映アニメーション公式YouTubeチャンネル」で、テーマ曲映像やテレビシリーズ・劇場版の予告編、『ハピネス』の「10周年メッセージ」などの動画が無料配信され、2017年からは新たに開設された「プリキュア公式YouTubeチャンネル」で配信されるようになった。この公式チャンネルでは時折期間限定で特定のエピソードを1話そのまま無料配信することがあるテンプレート:Efn。マーベラスも2016年から公式YouTubeチャンネルにおいてCDの試聴動画やBD-BOX特典映像である座談会のダイジェスト映像の配信を行っている。2016年5月には東映アニメーション創立60周年を記念して開設された「東映アニメーション創立60周年公式YouTubeチャンネル」において、テレビシリーズ各作品の「第1話」が期間限定無料配信されており、チャンネル開設時には『ハートキャッチ』までの歴代作品を公開し、それ以降の作品も順次追加されている。また、2018年7月26日をもってチャンネルの名称を「東映アニメーションミュージアム公式YouTubeチャンネル」に変更するとともに、15周年記念として無印全話を5回に分けて期間限定配信している。ニコニコ生放送でも2017年3月に『ドリームスターズ!』公開記念として3日間にわたって無印の、2021年3月には『映画ヒーリングっど』公開記念として6日間にわたり5シリーズの、いずれも全話一挙配信を実施している。
この他、韓国や台湾、香港を中心に、東南アジア、中東、ヨーロッパ、南北アメリカなど海外30カ国以上で外国語吹き替え版も放送・配信されている。2022年時点で韓国では『トロピカル〜ジュ』までテンプレート:Efnと日本国外では最も多く放送されており、イラン・パレスチナ・シリア・イタリアでは『ドキドキ』までテンプレート:Efn、台湾では『ひろがるスカイ』までテンプレート:Efn、香港では『ひろがるスカイ』までテンプレート:Efn放送されているほか、台湾では『アラモード』の東森幼幼台による公式YouTube配信も行われている。また、『スマイル』『ドキドキ』では欧米向けローカライズ版『Glitter Force』が制作・配信されているテンプレート:Efn。なお、日本国外での放送・配信は作品によって差異があるため、詳細は各作品の項目を参照。
また、2023年のシリーズ20周年を記念した施策として、大人に向けたシリーズ作品の制作も行われることになり、2023年10月からはNHK Eテレにて、『5シリーズ』の夢原のぞみらの成長した姿を描く『キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23〜』が、2024年度には朝日放送テレビ・テレビ朝日系深夜アニメ枠「ANiMAZiNG!!!」内にて、『魔法つかい』の正統続編となる『魔法つかいプリキュア!2(仮題)』がそれぞれ放送予定となっている[33]。
作品名称 | 放送期間 上が放送開始日 下が放送終了日 |
話数 | 通算話数 | プリキュア数 テンプレート:Efn |
備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ふたりはプリキュア | 2004年2月1日 2005年1月30日 |
49話 | 49回 | 2人 | シリーズ第1作目にして、朝日放送テレビ制作日曜8時30分のアニメ枠としては初となる変身 (ヒーロー)・アクション作品。 2005年東京アニメアワード・テレビ部門優秀作品賞、第9回アニメーション神戸賞主題歌賞受賞作。 |
2 | ふたりはプリキュア Max Heart |
2005年2月6日 2006年1月29日 |
47話 | 96回 | 3人 | 前作の直接的な続編で、同作品より追加メンバーが登場。 また同作品より劇場版の制作も開始された。 |
3 | ふたりはプリキュア Splash Star |
2006年2月5日 2007年1月28日 |
49話 | 145回 | 2人 | 前年までとはキャラクター・世界観等々を一新した作品。 同作品より劇場版の上映時期が秋期へと変更、以降の作品でも踏襲されるようになる。 |
4 | Yes!プリキュア5 | 2007年2月4日 2008年1月27日 |
49話 | 194回 | 5人 | 同作品よりハイビジョン制作を開始、地上デジタル放送ではハイビジョン放送となる。 前年と同様に、同作品でもキャラクターや世界観等々を一新。シリーズで初めて初期メンバーが2人以上となった。 番組開始に合わせ、本シリーズがニチアサキッズタイムの第4枠として位置付けられる(2011年1月まで継続)。 同作品の劇場版より「鑑賞者参加型」のシステムが導入された。 |
5 | Yes!プリキュア5GoGo! | 2008年2月3日 2009年1月25日 |
48話 | 242回 | 6人 | シリーズ通算5作目で、前作の直接的な続編。 テレビシリーズ以外の媒体におけるクロスオーバー展開や、シリーズ初となるWebラジオ企画など、シリーズ5周年を記念した取り組みも多数行われた。 |
6 | フレッシュプリキュア! | 2009年2月1日 2010年1月31日 |
50話 | 292回 | 4人 | 同作品より、1年ごとにキャラクターや世界観等々を刷新するスタイルへ変更。 エンディング映像に3DCGが導入され、「プリキュアによるダンス」というコンセプトと共に以降の作品にも踏襲されるようになった。 同年春より秋期公開の劇場版とは別に、クロスオーバー映画である「プリキュアオールスターズ」シリーズの展開がスタート。 |
7 | ハートキャッチプリキュア! | 2010年2月7日 2011年1月30日 |
49話 | 341回 | 4人 | 同作品よりアナログ・デジタルとも16:9での放送(アナログ放送ではレターボックス)に統一、データ放送との連動によるミニゲームも実施されるようになった。 日本オタク大賞2010受賞作。 同年開催の第10回東京アニメアワード(東京国際アニメフェア2011内)にて、同作品のキャラクターデザイン担当の馬越嘉彦が個人部門キャラクターデザイン賞を受賞。 |
8 | スイートプリキュア♪ | 2011年2月6日 2012年1月29日 |
48話 | 389回 | 4人 | 同年3月に発生した東日本大震災により、同作品の制作スケジュールやその後の作品のコンセプトにも少なからず影響が発生[46]。 |
9 | スマイルプリキュア! | 2012年2月5日 2013年1月27日 |
48話 | 437回 | 5人 | 同年よりプリキュアオールスターズの新展開として「NewStage」シリーズがスタート。 秋に公開された同作品の劇場版にて、映画シリーズの累計観客動員が1,000万人を突破。 番組終了後の2015年には同作品の英語版ローカライズ作品『Glitter Force』も制作された。 |
10 | ドキドキ!プリキュア | 2013年2月3日 2014年1月26日 |
49話 | 486回 | 5人 | シリーズ通算10作目。 秋に公開された同作品の劇場版は第26回東京国際映画祭の特別招待作品となった。 また、放映開始10年目の節目に当たることからシリーズの制作チームに第18回アニメーション神戸賞特別賞が与えられた[47]。 前作に引き続き、番組終了後の2017年には英語版ローカライズ作品『Glitter Force Doki Doki』も制作された。 |
11 | ハピネスチャージプリキュア! | 2014年2月2日 2015年1月25日 |
49話 | 535回 | 4人 | シリーズ10周年記念作品、同作品の放送期間中にシリーズ通算500回を達成。 これに合わせて番組内における歴代プリキュアからのメッセージや、シリーズ初となる地上波でのラジオ番組企画など様々な取り組みが行われた。 同作品より、データ放送のオーバーレイ表示機能による時刻表示を開始。 また同作品より、視聴者からのプリキュアの似顔絵投稿の募集と番組内外での公開を開始(『魔法つかい』放送期間の途中まで継続)。 また最終回のエンディングの後にはバトンタッチという形で次作のプリキュアとの共演も盛り込まれ、以降の作品でも形を変えつつ踏襲されることとなる。 |
12 | Go!プリンセスプリキュア | 2015年2月1日 2016年1月31日 |
50話 | 585回 | 4人 | 同年と翌年のオールスターズ作品は、新展開としてミュージカル要素を取り込んだ作品となる。 また秋期公開の劇場版はシリーズ初となる3本立て構成の作品であり、第28回東京国際映画祭へも出品され、中編CG作品が第1回CGWORLD大賞を受賞した。 |
13 | 魔法つかいプリキュア! | 2016年2月7日 2017年1月29日 |
50話 | 635回 | 3人 | 同年7月以降の放送分より、ABCアニメーションが本シリーズの企画・制作・版権管理等を承継。 前々年より行われていた次作のプリキュアとの最終回での共演を、同作品より本編内へと拡大。 |
14 | キラキラ☆プリキュアアラモード | 2017年2月5日 2018年1月28日 |
49話 | 684回 | 6人 | 同作品および『HUGっと!』のみ、シリーズディレクターが2人体制となる。 作品のコンセプトに合わせ、各回の次回予告後にミニコーナー「プリアラレッツ・ラ・1ぷんかんクッキングテンプレート:Efn」を放送。 同年より春期公開のクロスオーバー映画を、直近3作品のみの共演に絞る形へと路線転換。 国境なき医師団日本や[48]、同じくテレビ朝日系列の『サンデーLIVE!!』[49]など、アニメの枠を超えてシリーズ初となるコラボレーションも多数行われた。 |
15 | HUGっと!プリキュア | 2018年2月4日 2019年1月27日 |
49話 | 733回 | 5人 | シリーズ通算15作目。これを記念してテレビドラマ『声ガール!』(朝日放送テレビ制作)とのコラボ[50]や、シリーズ初となるテレビシリーズでの過去作のプリキュアとの共演[51]などといった取り組みも多数行われている。 同年より『無印』放送開始日である2月1日が「プリキュアの日」として制定され、日本記念日協会に認定された[52]。 同年4月より朝日放送テレビが、本シリーズの制作・放送を承継。 シリーズの定番であった物語中途での追加メンバーが、同作品にて初めて2人同時に登場した[53]。 秋期公開の映画はクロスオーバー作品として制作され、「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」としてギネス世界記録にも認定された[54][55]。 |
16 | スター☆トゥインクルプリキュア | 2019年2月3日 2020年1月26日 |
49話 | 782回 | 5人 | 宇宙を舞台とし、初の宇宙人出身プリキュアが登場する[56]。 前記のとおり、同作品よりTVerによる見逃し配信を開始。 |
17 | ヒーリングっど♥プリキュア[57] | 2020年2月2日 2021年2月21日 |
45話 | 827回 | 4人 | 新型コロナウイルスの流行を受け、4月下旬から2ヶ月間にわたり新作放送を一時中断の上、セレクション放送(既放送分の再放送)を実施。 また玩具販売スケジュールのずれやそれに伴う売行不振など、商業面でも少なからぬ影響を受ける格好となった[58]。 『アニメージュ』第43回アニメグランプリで作品部門グランプリ・女性キャラクター部門1位(花寺のどか/キュアグレース)を受賞[59]。 |
18 | トロピカル〜ジュ!プリキュア[60] | 2021年2月28日 2022年1月30日 |
46話 | 873回 | 5人 | 前作の終了時期がずれ込むことに伴い、放送開始が例年より遅くなった。 |
19 | デリシャスパーティ♡プリキュア | 2022年2月6日 2023年1月29日 |
45話 | 918回 | 4人 | 放送サイクルが3年ぶりに通常の2月第1週開始、翌年1月最終週終了に復帰。 シリーズとして初となるナレーションが挿入され、女優の宮崎美子が担当[61]。 前記のとおり、同作品より各種定額動画配信サービスによる見放題見逃し配信を開始。 東映アニメーションへの不正アクセス被害に伴い、3月中旬より1ヶ月間新作の放送を一時中断。代替措置としてセレクション放送や『オールスターズメモリーズ』の分割放送を実施。 |
20 | ひろがるスカイ!プリキュア | 2023年2月5日 |
- | - | 5人 | シリーズ通算20作目。これを記念した施策が展開される予定。 シリーズで初めて主人公が異世界出身かつイメージカラーが青色となった。また、男子や成人女性のプリキュアがレギュラーとして登場する。 |
作品名称 | 放送期間 上が放送開始日 下が放送終了日 |
放送局 | 話数 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
EX1 | キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23〜 | 2023年10月7日 |
NHK Eテレ | シリーズ初の大人向け作品、『5シリーズ』のその後を描く。 スタジオディーンとの共同制作。 | |
EX2 | 魔法つかいプリキュア!2(仮) | 2024年度(予定) | 朝日放送テレビ テレビ朝日系 |
『魔法つかい』の続編作品。「ANiMAZiNG!!!」枠で放送予定。 |
作品名称 | プロデューサー | シリーズ ディレクター |
シリーズ 構成 |
キャラクター デザイン |
音楽 | 主題歌歌手 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
OP | ED | |||||||
メインシリーズ | ||||||||
1 | ふたりはプリキュア | 鷲尾天 | 西尾大介 | 川崎良 | 稲上晃 | 佐藤直紀 | 五條真由美 | |
2 | ふたりはプリキュア Max Heart | |||||||
3 | ふたりはプリキュア Splash Star |
小村敏明 | 長津晴子 →成田良美 |
うちやえゆか | 五條真由美 | |||
4 | Yes!プリキュア5 | 成田良美 | 川村敏江 | 工藤真由 | 宮本佳那子 | |||
5 | Yes!プリキュア5GoGo! | 宮本佳那子(前期) キュア・カルテット(後期) | ||||||
6 | フレッシュプリキュア! | 梅澤淳稔 | 志水淳児 座古明史テンプレート:Efn |
前川淳 | 香川久 | 高梨康治 | 茂家瑞季 | 林桃子 |
7 | ハートキャッチプリキュア! | 長峯達也 | 山田隆司 | 馬越嘉彦 | 池田彩 | 工藤真由 | ||
8 | スイートプリキュア♪ | 境宗久 | 大野敏哉 | 高橋晃 | 工藤真由 | 池田彩 | ||
9 | スマイルプリキュア! | 梅澤淳稔 長谷川昌也 |
大塚隆史 | 米村正二 | 川村敏江 | 池田彩 | 吉田仁美 | |
10 | ドキドキ!プリキュア | 柴田宏明 | 古賀豪 | 山口亮太 | 高橋晃 | 高木洋 | 黒沢ともよ | |
11 | ハピネスチャージプリキュア! | 長峯達也 | 成田良美 | 佐藤雅将 | 仲谷明香 | |||
12 | Go!プリンセスプリキュア | 柴田宏明テンプレート:Efn 神木優 |
田中裕太 | 田中仁 | 中谷友紀子 | 礒部花凜 | 北川理恵 | |
13 | 魔法つかいプリキュア! | 内藤圭祐 | 三塚雅人 | 村山功 | 宮本絵美子 | 北川理恵 | キュアミラクル(高橋李依) キュアマジカル(堀江由衣) キュアフェリーチェ(早見沙織)テンプレート:Efn | |
14 | キラキラ☆プリキュアアラモード | 神木優 | 暮田公平 貝澤幸男 |
田中仁 | 井野真理恵 | 林ゆうき | 駒形友梨 | 宮本佳那子 |
15 | HUGっと!プリキュア | 内藤圭祐 | 佐藤順一 座古明史 |
坪田文 | 川村敏江 | 宮本佳那子 | キュアエール(引坂理絵) キュアアンジュ(本泉莉奈) キュアエトワール(小倉唯) キュアマシェリ(田村奈央)テンプレート:Efn キュアアムール(田村ゆかり)テンプレート:Efn | |
16 | スター☆トゥインクルプリキュアテンプレート:R | 柳川あかり | 宮元宏彰 | 村山功 | 高橋晃 | 林ゆうき 橘麻美 |
北川理恵 | 吉武千颯 |
17 | ヒーリングっど♥プリキュア | 安見香 | 池田洋子 | 香村純子 | 山岡直子 | 寺田志保 | Machico(前期) 宮本佳那子(後期) | |
18 | トロピカル〜ジュ!プリキュア | 村瀬亜季 | 土田豊 | 横谷昌宏 | 中谷友紀子 | Machico | 吉武千颯 北川理恵テンプレート:Efn | |
19 | デリシャスパーティ♡プリキュア | 安見香 | 深澤敏則 | 平林佐和子 | 油布京子 | 吉武千颯(前期) 佐々木李子(後期) | ||
20 | ひろがるスカイ!プリキュア | 鷲尾天 髙橋麻樹 |
小川孝治 | 金月龍之介 | 斎藤敦史 | 深澤恵梨香 | 石井あみ | 石井あみテンプレート:Efn 吉武千颯 |
派生作品 | ||||||||
EX1 | キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23〜 | 村瀬亜季 | 浜名孝行 | 成田良美 | 中嶋敦子 | 佐藤直紀 | いきものがかり | キュア・カルテット |
通算回数 | 達成作品・話数 | 放送日 | 備考 |
---|---|---|---|
100回 | 『ふたりはプリキュア Splash Star』第4話 | 2006年2月26日 | |
200回 | 『Yes!プリキュア5GoGo!』第6話 | 2008年3月9日 | |
300回 | 『ハートキャッチプリキュア!』第8話 | 2010年3月28日 | |
400回 | 『スマイルプリキュア!』第11話 | 2012年4月15日 | |
500回 | 『ハピネスチャージプリキュア!』第14話 | 2014年5月4日 | 記念オープニングメッセージを放送、記念キャンペーンを実施 |
555回 | 『Go!プリンセスプリキュア』第20話 | 2015年6月14日 | 記念オープニングメッセージを放送、記念プレゼントを実施 |
600回 | 『魔法つかいプリキュア!』第15話 | 2016年5月15日 | エンドカードで回数到達を発表 |
700回 | 『HUGっと!プリキュア』第16話 | 2018年5月20日 | |
800回 | 『ヒーリングっど♥プリキュア』第18話 | 2020年8月2日 | |
900回 | 『デリシャスパーティ♡プリキュア』第27話 | 2022年9月11日 |
作品名称 | 年度別売上高(円)テンプレート:Efn | 出典テンプレート:Efn | ||
---|---|---|---|---|
1 | ふたりはプリキュア | 101億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar | [62] |
2 | ふたりはプリキュア Max Heart | 123億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar | [63] |
3 | ふたりはプリキュア Splash Star | テンプレート:060億 | テンプレート:Bar | [64] |
4 | Yes!プリキュア5 | 105億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar | [65] |
5 | Yes!プリキュア5GoGo! | 105億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar | [66] |
6 | フレッシュプリキュア! | 119億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar | [67] |
7 | ハートキャッチプリキュア! | 125億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar | [68] |
8 | スイートプリキュア♪ | 107億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar | [69] |
9 | スマイルプリキュア! | 106億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar | [70] |
10 | ドキドキ!プリキュア | テンプレート:098億 | テンプレート:Bar | [71] |
11 | ハピネスチャージプリキュア! | テンプレート:065億 | テンプレート:Bar | [72] |
12 | Go!プリンセスプリキュア | テンプレート:066億 | テンプレート:Bar | [73] |
13 | 魔法つかいプリキュア! | テンプレート:075億 | テンプレート:Bar | [74] |
14 | キラキラ☆プリキュアアラモード | テンプレート:081億 | テンプレート:Bar | [75] |
15 | HUGっと!プリキュア | 101億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar | [76] |
16 | スター☆トゥインクルプリキュア | テンプレート:083億 | テンプレート:Bar | [77] |
17 | ヒーリングっど♥プリキュア | テンプレート:066億 | テンプレート:Bar | [78] |
18 | トロピカル〜ジュ!プリキュア | テンプレート:057億 | テンプレート:Bar | [79] |
19 | デリシャスパーティ♡プリキュア | テンプレート:056億 | テンプレート:Bar | [80] |
20 | ひろがるスカイ!プリキュア | - | - | - |
映画[]
映画は東映が配給・制作、東映アニメーション、バンダイ、マーベラス(旧・マーベラスエンターテイメント→マーベラスAQL)が制作に加わるテンプレート:Efn。また、事業再編や持株会社化に伴い、以下のように制作参加が承継されている事例もある。
- 朝日放送グループ:『奇跡の魔法!』までは朝日放送、『映画魔法つかい』からはABCアニメーション
- ADKグループ:『メモリーズ』まではアサツー ディ・ケイ、『ユニバース』からはADKエモーションズ
『映画5』以降は観客参加としてミラクルライトが入場者特典として中学生以下の観客にプレゼントされ、以後『春のカーニバル♪』で「オールスターズドレスアップキー」に一度変更した以外はライトのプレゼントが定着し続けているテンプレート:Efn。また、『映画GoGo!』から『映画ドキドキ』まではデータカードダステンプレート:Efnが、『映画フレッシュ』から『映画Go!プリンセス』までは紙製サンバイザーが、『奇跡の魔法!』からはシールセットが、それぞれ入場者特典としてプレゼントされている。
テレビ放送は基本的に映画公開時期に東映チャンネル・キッズステーションで放送テンプレート:Efnし、東映チャンネル・キッズステーションは「プリキュア映画カーニバル!」と銘打った合同企画を実施している。
また、例外として映画公開時期ではなく正月三が日や夏休みを中心に放送されることもあり、地上波では2013年8月25日に「スーパーヒーロー&ヒロイン夏休みスペシャル」内にて『NewStage』を、また2022年3月20日からは3週にわたって『オールスターズメモリーズ』を、いずれも全国ネットで放送したことがあるほか、朝日放送やTOKYO MXが『DX』シリーズや『ドリームスターズ!』、『映画 スター☆トゥインクル』などをローカル枠で放送することがある[81]。
動画配信はテレビシリーズ同様に東映アニメオンデマンドおよびその提携サービスをはじめ、AmazonビデオやNetflixなどで行われている(dアニメストア、バンダイチャンネル、Netflix、Amazon Prime Video、U-NEXTのように配信作品によっては見放題対象となっている場合もある)ほか、ニコニコ生放送でも『映画ハピネス』の公開にあわせて2014年10月に同作品の前夜祭特番と『映画Max Heart』の放送が行われている。2020年3月から5月にかけては、『ミラクルリープ』の公開延期テンプレート:Efnに伴う形で公式YouTubeチャンネルにおいて『映画Max Heart』から『スーパースターズ!』までの過去24作品を週替わりで無料配信を実施している[82]。
複数記載されている箇所では、上段は本編映画作品、下段は同時上映作品を記す。
レギュラー単独映画シリーズ | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
作品名称 | 公開日 | 監督 | 上映時間 | 興行収入 動員数 |
入場者特典 | |
映画 ふたりはプリキュア Max Heart | 2005年 4月16日 |
志水淳児 | 約70分 | 8億5000万円 77万人[83] |
ハートフルコミューン専用キラキラハート | |
映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち |
2005年 12月10日 |
約71分 | 5億8000万円 53万人テンプレート:R |
プリティ★キュアポーチ | ||
映画 ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪! |
2006年 12月9日 |
約50分 | 3億円 27万人テンプレート:R |
プリキュア&デジモンマグネットシート | ||
映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険! |
2007年 11月10日 |
長峯達也 | 約70分 | 8億円 72万人テンプレート:R |
ミラクルライト | |
映画 Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪ ちょ〜短編 プリキュアオールスターズ GoGoドリームライブテンプレート:Efn |
2008年 11月8日 |
長峯達也 大塚隆史 |
約75分 (合計) |
7億8000万円 72万人テンプレート:R |
ミラクルライト2 データカードダス限定カード | |
映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!? |
2009年 10月31日 |
志水淳児 | 約70分 | 7億9000万円 74万人テンプレート:R |
ミラクルハートライト 映画スペシャルデータカードダス プリキュアサンバイザー | |
映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!? |
2010年 10月30日 |
松本理恵 | 約71分 | 9億3000万円 86万人テンプレート:R |
ミラクルフラワーライト 映画スペシャルデータカードダス プリキュア!オープンマイハット | |
映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ! 心がつなぐ奇跡のメロディ♪ |
2011年 10月29日 |
池田洋子 | 8億9000万円 82万人テンプレート:R |
ミラクルライトーン ニャンバイザー♪ | ||
映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ! |
2012年 10月27日 |
黒田成美 | 9億1000万円 81万人テンプレート:R |
ミラクルつばさライト 映画スペシャルデータカードダス スマイル!バイザー | ||
映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!? 未来につなぐ希望のドレス |
2013年 10月26日 |
伊藤尚往 | 9億5000万円[84] -万人 |
ミラクルブーケライト 映画スペシャルデータカードダス ドキドキ!ラブリーテンプレート:JIS2004フォントバイザー | ||
映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ |
2014年 10月11日 |
今千秋 | 5億3000万円[85] -万人 |
ミラクルドレスライト 映画特製オリジナルプリカード くるりん♪サンバイザー | ||
映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!! |
2015年 10月31日 |
座古明史 宮本浩史 貝澤幸男 |
約75分 | 5億6000万円[86] -万人 |
ミラクルプリンセスライト プリンセスティアラ | |
映画 魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン! キュアミラクルとモフルンの魔法レッスン! |
2016年 10月29日 |
田中裕太 真庭秀明 |
約70分 (合計) |
6億7000万円[87] -万人 |
ミラクルモフルンライト キラキラ招待状シール | |
映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ! Petit☆ドリームスターズ! レッツ・ラ・クッキン?ショータイム!テンプレート:Efn |
2017年 10月28日 |
土田豊 宮原直樹 |
8億円[88] -万人 |
ミラクル☆キラキラルライト ペリッと!トレビアン☆シール絵はがき | ||
映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて |
2019年 10月19日 |
田中裕太 | 約71分 | 6億7000万円[89] -万人 |
ミラクル♡スターライト | |
映画 ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!! 映画 トロピカル〜ジュ!プリキュア プチ とびこめ!コラボ♡ダンスパーティ!テンプレート:Efn |
2021年 3月20日[90] |
中村亮太 大塚隆史 |
約75分 (合計) |
4億7000万円[91] -万人 |
ゆめペンダント | |
映画 トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!テンプレート:Efn |
2021年 10月23日 |
志水淳児 | 約70分 | 5億9000万円[92] -万人 |
スノーハートクルリング トロピカるハートイヤリング | |
映画 デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ! わたしだけのお子さまランチテンプレート:Efn |
2022年 9月23日[93] |
座古明史 山元隼一 |
約71分 (合計) |
8億7000万円[94] -万人 |
ドリーミアリング | |
クロスオーバー映画シリーズ | ||||||
作品名称 | 公開日 | 監督 | 上映時間 | 登場プリキュア数テンプレート:Efn | 興行収入 動員数 |
入場者特典 |
映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合! |
2009年 3月20日 |
大塚隆史 | 約70分 | 14人 | 10億1000万円 94万人テンプレート:R |
レインボーミラクルライト データカードダス限定カード |
映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ! |
2010年 3月20日 |
約71分 | 17人 | 11億5000万円[95] 107万人テンプレート:R |
クリスタルミラクルライト プリキュアオールスターズルーレットカード DX2タイプサンバイザー | |
映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花 |
2011年 3月19日 |
21人テンプレート:Efn | 10億2000万円[96] 94万人テンプレート:R |
プリズムスターミラクルライト 映画スペシャルデータカードダス オールスターズDX3(サン)バイザー | ||
映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち |
2012年 3月17日 |
志水淳児 | 29人テンプレート:Efn | 10億2000万円 95万人テンプレート:R |
ミラクルデコルライト オールスターズニューバイザー | |
映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち |
2013年 3月16日 |
小川孝治 | 32人テンプレート:Efn | 10億3000万円[97] 90万人テンプレート:要出典 |
ミラクルダブルハートライト なかよしバイザー おともだち認定証 | |
映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち |
2014年 3月15日 |
36人テンプレート:Efn | 9億1000万円[98] -万人 |
ミラクルドリームライト ずっとおともだちバイザー おともだち認定証 | ||
映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪ |
2015年 3月14日 |
志水淳児 | 約74分 | 40人テンプレート:Efn | 6億円テンプレート:R -万人 |
オールスターズドレスアップキー プリンセス♪きらきらティアラ(紙帽子) |
映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法! |
2016年 3月19日 |
土田豊 | 約70分 | 44人テンプレート:Efn | 6億4000万円テンプレート:R -万人 |
ミラクルステッキライト オールスターズキラキラシール |
映画 プリキュアドリームスターズ! | 2017年 3月18日 |
宮本浩史 | 約71分 | 12人テンプレート:Efn | 7億円テンプレート:R -万人 |
ミラクルサクライト キラキラお花見♪シールテンプレート:Efn |
映画 プリキュアスーパースターズ! | 2018年 3月17日 |
池田洋子 | 約70分 | 12人テンプレート:Efn | 8億4000万円[99] -万人 |
ミラクルクローバーライト |
映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ[100] |
2018年 10月27日 |
宮本浩史 | 約73分 | 55人テンプレート:Efn | 11億5000万円[101]テンプレート:Efn -万人 |
ミラクル♡メモリーズライト ミライクリスタル〜キュアエール&キュアブラック〜 |
映画 プリキュアミラクルユニバース[102] | 2019年 3月16日 |
貝澤幸男 | 約71分 | 15人テンプレート:Efn | 9億4000万円テンプレート:R -万人 |
ミラクル☆ユニバースライト |
映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 |
2020年 10月31日[103] |
深澤敏則 | 13人テンプレート:Efn | 3億9000万円[104] -万人 |
ミラクルンライト | |
映画 プリキュアオールスターズF[105] | 2023年 9月15日 |
田中裕太[106] | 約73分 | 79人テンプレート:Efn | 復活!ミラクルライト(ブルー/ピンク)[106] Film Collection クリアカード Film Collection クリアカード NEWデザインver. | |
3Dアニメーション映画シリーズ | ||||||
作品名称 | 公開日 | 監督 | 上映時間 | 登場プリキュア数 | 入場者特典 | |
ふたりはプリキュア Splash Star マジッ★ドキッ 3Dシアター | 2006年 | 西尾大介 | 約12分 | - | - | |
プリキュアオールスターズDX 3Dシアター |
2011年 | 宮原直樹 | 22人 | |||
みんなあつまれ!プリキュアフェスティバル プリキュア ON ミラクル♡マジカル☆ステージ |
2016年 | - | 約 - 分 | 44人テンプレート:Efn | オリジナル・プリキュアカード モフルンぼうし |
ゲーム[]
家庭用ゲーム機以外はバンダイからの発売、販売。
家庭用ゲーム機[]
『こえであそぼう〜』のみ発売:東映アニメーション・販売:廣済堂、それ以外はすべてバンダイナムコゲームス(バンダイレーベル)からの発売、販売(2006年3月まで旧バンダイ)。
- ふたりはプリキュア ありえな〜い!夢の園は大迷宮(ゲームボーイアドバンス、2004年12月9日発売)
- ふたりはプリキュア Max Heart マジ?マジ?ファイトdeINじゃない(ゲームボーイアドバンス、2005年7月28日発売)
- ふたりはプリキュア Max Heart DANZEN! DSでプリキュア力を合わせて大バトル!!(ニンテンドーDS、2005年12月1日発売)
- ふたりはプリキュア Splash Star パンパカ★ゲームでぜっこうちょう(ニンテンドーDS、2006年11月30日発売)
- Yes! プリキュア5(ニンテンドーDS、2007年11月29日発売)
- Yes! プリキュア5 Go Go! 全員しゅーGO! ドリームフェスティバル(ニンテンドーDS、2008年10月30日発売)
- フレッシュプリキュア! あそびコレクション(ニンテンドーDS、2009年10月29日発売)
- ハートキャッチプリキュア! おしゃれコレクション(ニンテンドーDS、2010年8月5日発売)
- こえであそぼう ハートキャッチプリキュア!(ニンテンドーDS、2010年11月11日発売)
- スイートプリキュア♪ メロディコレクション(ニンテンドーDS、2011年8月25日発売)
- スマイルプリキュア! レッツゴー! メルヘンワールド(ニンテンドー3DS、2012年8月2日発売)
データカードダス機[]
- うたって!プリキュアドリームライブ 〜スピッチュカードでメタモルフォーゼ!?〜
- プリキュアオールスターズ GoGoドリームライブ!
- プリキュアオールスターズ フレッシュドリームダンス
- プリキュアオールスターズ ハートキャッチドリームダンス
- プリキュアオールスターズ
詳細はプリキュアデータカードダスシリーズを参照
オンラインゲーム[]
- あそんでプリキュア
- 新・あそんでプリキュア
- プリキュアオンライン
キッズゲーム機[]
- ふたりはプリキュア(PICO)
- ふたりはプリキュア Max Heart(Beena)
- ふたりはプリキュア Splash Star(Beena)
- Yes! プリキュア あそんでおぼえよう!ひらがな!(Beena)
- Yes! プリキュア5 Go Go! love☆loveひらがなレッスン(Beena)
- いっしょにへんしんテンプレート:Unicodeフレッシュプリキュア!(Beena)
- おしゃれにへんしん★ ハートキャッチプリキュア!(Beena)
- スイートプリキュア♪ ハッピーおしゃれハーモニー☆(Beena)
iPhoneアプリ[]
- プリキュアがいっぱい! プリキュア大辞典 -お父さんのためのプリキュア検定-
- 2010年3月19日発売。開発はオブラゴン。
- ハートキャッチプリキュア! デコカメラ
- 2010年10月25日発売。開発はホビーストック。
- ハートキャッチプリキュア! パズル
- 2010年12月16日発売。開発はホビーストック。
- スイートプリキュア♪ デコカメラ
- 2011年6月13日発売。開発はホビーストック。
- スイートプリキュア♪ パズル
- 2011年7月29日発売。開発はホビーストック。
- プリキュア 目覚まし時計
- 2012年2月17日無料配布開始。開発はインターリンク。
- スマイルプリキュア♪ デコカメラ
- 2012年5月25日発売。開発はホビーストック。
トレーディングカードゲーム[]
- プリズムコネクト ふたりはプリキュア/ふたりはプリキュアMax Heart(ムービック×エンスカイ)
漫画[]
漫画版(コミカライズ)は『なかよし』(講談社)にて上北ふたごにより連載されている(詳細は各アニメシリーズの該当項目を参照)。
プリキュア一覧[]
下表では各作品のレギュラープリキュアのみを記載する。この場合のレギュラープリキュアとはオールスターズシリーズで取り扱われ、各作品で「プリキュアの人数」として含まれる戦士を指す。よってスーパープリキュアなどの強化変身とされているものは、シリーズに登場していても下表では割愛する。
デビューとは主に初登場を指し、同プリキュアの続編における形態などは含まない。
登場作 | 変身形態 | デビュー | 変身者 | 声優 | 変身パートナー | 変身アイテム |
---|---|---|---|---|---|---|
ふたりはプリキュア ふたりはプリキュア Max Heart |
キュアブラック | 『無印』第1話 | 美墨なぎさ | 本名陽子 | メップル | カードコミューン(無印) ハートフルコミューン (Max Heart) |
キュアホワイト | 雪城ほのか | ゆかな | ミップル | |||
シャイニールミナス[注 1] | 『Max Heart』第5話 | 九条ひかり | 田中理恵 | ポルン | タッチコミューン | |
ふたりはプリキュア Splash Star | キュアブルーム | 第1話 | 日向咲 | 樹元オリエ | フラッピ ムープ |
ミックスコミューン(第29話まで) クリスタルコミューン(第30話以降) |
キュアブライト | 第30話 | |||||
キュアイーグレット | 第1話 | 美翔舞 | 榎本温子 | チョッピ フープ | ||
キュアウィンディ | 第30話 | |||||
Yes! プリキュア5 Yes! プリキュア5 Go Go! |
キュアドリーム | 『5』第1話 | 夢原のぞみ | 三瓶由布子 | なし | ピンキーキャッチュ (5) キュアモ (Go Go!) |
キュアルージュ | 『5』第2話 | 夏木りん | 竹内順子 | |||
キュアレモネード | 『5』第3話 | 春日野うらら | 伊瀬茉莉也 | |||
キュアミント | 『5』第4話 | 秋元こまち | 永野愛 | |||
キュアアクア | 『5』第6話 | 水無月かれん | 前田愛 | |||
ミルキィローズ[注 1] | 『Go Go!』第10話 | 美々野くるみ | 仙台エリ | ミルキィパレット | ||
フレッシュプリキュア! | キュアピーチ | 第1話 | 桃園ラブ | 沖佳苗 | リンクルン | |
キュアベリー | 第2話 | 蒼乃美希 | 喜多村英梨 | |||
キュアパイン | 第3話 | 山吹祈里 | 中川亜紀子 | |||
キュアパッション | 第23話 | 東せつな | 小松由佳 | |||
ハートキャッチプリキュア! | キュアブロッサム | 第1話 | 花咲つぼみ | 水樹奈々 | シプレ | ココロパフューム |
キュアマリン | 第3話 | 来海えりか | 水沢史絵 | コフレ | ||
キュアサンシャイン | 第23話 | 明堂院いつき | 桑島法子 | ポプリ | シャイニーパフューム | |
キュアムーンライト | 第1話 | 月影ゆり | 久川綾 | なし[注 2] | ココロポット[注 3] | |
スイートプリキュア♪ | キュアメロディ | 第1話 | 北条響 | 小清水亜美 | ドリー | キュアモジューレ |
キュアリズム | 南野奏 | 折笠富美子 | レリー | |||
キュアビート | 第21話 | 黒川エレン | 豊口めぐみ | ラリー | ||
キュアミューズ | 第11話 | 調辺アコ | 大久保瑠美 | ドドリー | ||
スマイルプリキュア! | キュアハッピー | 第1話 | 星空みゆき | 福圓美里 | なし | スマイルパクト |
キュアサニー | 第2話 | 日野あかね | 田野アサミ | |||
キュアピース | 第3話 | 黄瀬やよい | 金元寿子 | |||
キュアマーチ | 第4話 | 緑川なお | 井上麻里奈 | |||
キュアビューティ | 第5話 | 青木れいか | 西村ちなみ |
音楽[]
音楽CDはマーベラスAQL(旧・マーベラスエンターテイメント)から発売されている。販売はバップ(2004年4月まで)、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン(2004年9月から2011年1月まで)、ソニー・ミュージックディストリビューション(2011年2月から)が担当している。
歴代主題歌の歌手はキュア・カルテット(五條真由美、うちやえゆか、工藤真由、宮本佳那子)、キュア・デラックス(キュア・カルテットに茂家瑞季、林桃子が加わる。メインボーカルを務める五條または工藤の後に「with キュア・デラックス」と表記)、M*cube(エムキューブ)(工藤・茂家・林の3人によるユニット)、キュア・レインボーズ(キュア・デラックスに池田彩が加わる)というグループを組んでいる。
2010年8月4日にiTunes Storeにてプリキュアシリーズの楽曲の配信を行うと発表[107]、同年9月29日より『フレッシュ』『ハートキャッチ』の主題歌・挿入歌・BGM約200曲の配信を開始しており[108]、以後順次過去のシリーズにさかのぼる形で配信楽曲を増やしている。
BGM[]
『ふたりはプリキュア』から『Yes! プリキュア5 Go Go!』までの5作は佐藤直紀、『フレッシュプリキュア!』以降の作品は高梨康治がBGMを担当している。担当者が同じ場合に限り、シリーズの前作品までのBGMが流用されることがある。佐藤は生楽器を、高梨は打ち込みを使用したBGMが主体となっている。作品ごとのBGMの特徴はそれぞれの作品の項目を参照。
歴代プリキュアが共演する『映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』、『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』では、両者の担当した歴代シリーズ作品のBGMがともに使われているが、『DX』用に新規に作られたBGMは全て高梨が担当している。しかし、『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来に届け!世界をつなぐ☆虹色の花』では新規BGMも含め全て佐藤が単独で担当している。また、『映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』では新規BGMも含め全て高梨が単独で担当している。
音楽CD-BOX[]
作品ごとのCD-BOXはそれぞれの項目を参照。
- プリキュア 5th ANNIVERSARY プリキュア ボーカルBOXシリーズ(2008年)
その他[]
ライブについて[]
一部の作品の出演者達は、この作品で出会ったことをきっかけに各々達で企画したライブを時折行っている。また、他シリーズの出演者が合同(ゲストに呼んで)でライブを行ったこともある。
- よにんでSUPER☆TEUCHI☆LIVE
- よにんでSUPER☆TEUCHI☆LIVEを参照。
- Oui!青春☆Shining Party〜乙女たちからの招待状〜
- 2009年3月29日に、三瓶由布子、伊瀬茉莉也、仙台エリ、永野愛、前田愛らによって開催された、プリキュア5メンバーのライブ。
予告について[]
映画予告を兼ねた特別版の映像やプレゼントや次シリーズ予告の映像は朝日系列と山陰放送(TBS系列、6日遅れ)の初回放送のみ流され、再放送や独立局などでの放送、DVD版、映像配信版ともに収録されず、別のバージョンが流される(『Yes! プリキュア5』までは次回予告のセリフが別バージョンに差し替え、『5GOGO!』以降はオープニングを通常版に差し替えられた)。
オフィシャルショップ[]
2011年7月15日に東京駅一番街の東京キャラクターストリートに初の常設オフィシャルショップ「プリキュア プリティストア」が開店した[109]。通常販売されている商品だけでなく、この店舗オリジナルのグッズも販売されている。また、2012年7月には期間限定で大阪市の大丸梅田店と福岡市のキャナルシティオーパにも開店予定となっている[110]。
スタンプラリー[]
関東地区では2005年12月から2006年1月の冬休み期間中に、東京急行電鉄が『映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち』公開記念としてスタンプラリーを開催[111]、東急はその後2008年の夏休み期間中に『Yes! プリキュア5 Go Go!』のスタンプラリーを開催した[112]。2009年の『フレッシュプリキュア!』からは西武鉄道が夏休み期間中に「スマイルスタンプラリー」として開催[113]、2010年の『ハートキャッチプリキュア!』からは横浜市営地下鉄がDX3以降のオールスターズシリーズを含め、映画公開に合わせる形で開催している[114]。なお、東急は東映とはかつてのグループ企業、西武は東映アニメーションが沿線に所在するというつながりがある。
関西地区では2007年の『Yes! プリキュア5』から2011年の『スイートプリキュア♪』まで、阪急阪神ホールディングス鉄道各社(阪急電鉄・阪神電気鉄道・能勢電鉄)にて夏休み期間中にシリーズ作品のスタンプラリーが行われていた[115]が、2012年はテレビ東京系アニメ(NARUTO -ナルト-とジュエルペット)で、阪急阪神東宝グループ内の東宝が配給する作品に切り替わっている[116]。
また、2012年はイオングループ各社(イオン、ミニストップ、ワーナー・マイカル・シネマズ)とローソンが共同で夏休み期間中にスタンプラリーキャンぺーンを行っている[117]。
関連項目[]
- テレビ朝日系アニメ
- ニチアサキッズタイム
脚注[]
テンプレート:脚注ヘルプ
注釈[]
出典[]
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- ↑ 2.0 2.1 テンプレート:Cite book
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- ↑ 令和3年度 中野区男女共同参画週間 上映&講演会「アニメーションと多様性」
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- ↑ すごい!アニメの音作りの現場、2007年9月20日、224-225頁。
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- ↑ ハイパーホビー2014年2月号p9、徳間書店
- ↑ ふたりはプリキュア DVD-BOX付属・Memory Book 92P
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- ↑ 『映画プリキュアオールスターズF』 予告編&ポスタービジュアルを一挙解禁!,東映,2023年7月9日
- ↑ 映画プリキュアオールスターズF:オリジナルキャラ・キュアシュプリーム登場 ビジュアル公開 主題歌は「いきものがかり」,まんたんウェブ,2023年7月9日
- ↑ 22.0 22.1 男子&成人女性プリキュア新登場 キュアウィング役は村瀬歩、キュアバタフライ役は七瀬彩夏,ORICON NEWS,2023年2月2日
- ↑ プリキュア名鑑:第7回「スマイルプリキュア!」 テーマは笑顔 初期メンバー5人で追加戦士なし まんたんWeb 2018年10月31日、2019年5月6日閲覧。
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- ↑ プリキュア : 人気の秘密は王道と革新性,毎日新聞まんたんウェブ,2012年5月26日
- ↑ 中学生がベストな年齢〈映画「スイートプリキュア♪」制作者インタビュー3 梅澤淳稔プロデューサー後編〉
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- ↑ 『プリキュアぴあ』
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- ↑ 『日本TVアニメーション全史』(2014年12月30日、世界文化社発行)346ページ。
- ↑ 33.0 33.1 プリキュア大人向け施策に挑戦、「Yes!プリキュア5」「魔法つかいプリキュア!」新作を発表,コミックナタリー,2023年3月14日
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- ↑ 20周年記念「映画プリキュアオールスターズF」9月15日公開!全シリーズのプリキュアが集合する特報お披露目,アニメ!アニメ!,2023年3月3日
- ↑ 106.0 106.1 「映画プリキュア」ミラクルライトが4年ぶり復活、予告には新プリキュア&妖精登場(映画ナタリー、2023年7月9日更新)
- ↑ テンプレート:Cite press release
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- ↑ 「プリキュア プリティストア」が福岡と大阪にオープン!,東映アニメーション『スマイルプリキュア!』公式サイト,2012年6月22日
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- ↑ ゴーバスターズ・スマイルプリキュア! キャンペーン
外部リンク[]
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- プリキュアガーデン(プリキュアシリーズ・ポータルサイト)
- 東映太秦映画村(キャラクターイベント/プリキュア・ギャラリー/東映キャラクターショップ)
- プリキュア プリティストア 東京駅一番街
- プリキュア家庭用ゲーム・ゲーム総合サイト(バンダイナムコゲームス)
- プリキュア - 朝日放送
|放送局= ABC制作・テレビ朝日系列
|放送枠= 日曜8時台後半
|番組名= ハピネスチャージプリキュア!
(2014年2月2日 - 2015年1月25日)
|前番組= ドキドキ!プリキュア
(2013年2月3日 - 2014年1月26日)
|次番組= Go!プリンセスプリキュア
(2015年2月1日 - )
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